森村誠一
双葉社(2007)
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森村誠一が「人間の証明
さて、この作品。タイトルは「棟居刑事の黙示録」であるが、棟居刑事の、は単に棟居刑事シリーズであるというのを示す枕詞のようなもので、黙示録にはかかっていない。内容的にもはっきり言って刑事は誰でもよく、影が薄い。普通シリーズ物であればもう少し主役の心情や周辺を描いて、シリーズのファンをくすぐるものだが、ある意味潔いほどそういったものが見当たらない。最後の部分にちょっととってつけたようにあるくらいか。この物語では元暴力団組長の九鬼という男が主役である。昔は泣く子も黙る狂犬が今ではすっかり落ち着いているが、ふとしたことで知り合った少女に危機が訪れる、となると大体展開は読めそうなものだが、そういう意味では期待を裏切らない。
「人間の証明」というのはなんだかよくわからない小説であったが、唯一、人間の証明
初出は1998年らしい。
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このエントリーは書評ポータル「本が好き!」から頂いた本の書評です。
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