日々彷徨
興味を引かれるものにふらふらと吸い寄せられながらウン十年。 過去と現在に出会った物を記録しようじゃないか。 海外ミステリの話が多くなると思うんだけど予断は許さない。
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K-PAX 光の旅人
「K-PAX 光の旅人」
監督:イアン・ソフトリー
ケビン・スペイシー, ジェフ・ブリッジズ
K-PAX (2002)
Ian Softlay

ひったくりの犯人と間違えられて警察に連行された男・プロットは自らを1,000光年離れたベガ座にある惑星・K-PAXから光を超えてやってきたと主張する。身元を証明するものを何も持っていない彼は妄想症の患者として病院送りとなり、担当医師であるマークに対して自らのこと、K-PAXのことを淡々と語り始める。プロットの理路整然とした語り口に興味を覚えたマークは彼との対話を繰り返すうちに、彼が説明するK-PAXは実在の星であり、天文学の専門家でさえも知らない事実が含まれていたことを知る。果たして彼は天才的な妄想症の患者なのか、それとも本当にK-PAXからやってきたのか。謎解きに奔走するマークを尻目に、プロットは他の患者たちとの交流を深め、いつしか彼らの魂を解放していく。

まずこの映画のジャンルは何なのか。それ自体が一つの謎となっている。宇宙人との交流を描いたSFなのか。精神病患者の無垢な魂が描かれている感動物語なのか。妄想症の裏に隠された犯罪を暴くミステリなのか。それとも、、、

しかしこの映画のポイントはこういった謎解きではなく、プロットの語る言葉、周りの人に及ぼす影響、そして彼自身の心の動きである。プロットは常に静かな、そして暖かい口調でいろいろな人に語りかける。時には言いにくいこともストレートに。

謎解きの結果はどうあれ、余韻の残る、心に染み渡る映画である。

原作は邦訳されているが、続編もあり全部で3部作らしい。原作は読んでいないが、映画が原作どおりの内容であるとしたら是非読んでみたいと思いながらまだ読めていない。最初から3部作のつもりで書かれたものか、第1作がヒットしたから続編を書いたのかも興味があるので全部読んでみたいが、後2作については邦訳されていないので、原書で読むしかないようである。



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