日々彷徨
興味を引かれるものにふらふらと吸い寄せられながらウン十年。 過去と現在に出会った物を記録しようじゃないか。 海外ミステリの話が多くなると思うんだけど予断は許さない。
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DVDレコーダ
我が家でもやっとDVDレコーダを買おうという機運が高まってきた。私はそれほどテレビ見るわけでもないし、必要ならPCで録画してたが、流石に面倒になってきたので。

私としてはやはりPC中心の生活だし、出張先からでも予約できるようにインターネット接続機能付きがほしいが、ハイビジョンは当面いらないということになると、やはり東芝ということになるようだ。

普及機の新製品であるRD-XS38がそろそろ出回り始めたようだが、このベースとなるRD-XS37リモコン問題というのをかかえているようで、それが改善されているのかどうかが気になるところ。もうしばらく様子見ですかね。

価格ドットコムの方を見るとかなり値段が安くなってきており、最安値を目指して各店が1円単位で値下げしている逆オークション状態でなかなか面白い。

しかし嫁さん使いこなせるかな。


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古い骨(アーロン・エルキンズ)


オンライン書店ビーケーワン:古い骨


古い骨

アーロン・エルキンズ
青木久恵(訳)
ハヤカワ・ミステリアルプレス
OLD BONES(1987)
Aaron Elkins

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過去の殺人、骨業界物

人類学教授で骨の研究を専門とするギデオン・オリバーが、発見された人骨をもとに過去の事件、そしてそこから現在へとつながる事件を解決していくシリーズの代表作。ギデオンはこの名前が気に入っていないので、「スケルトン探偵シリーズ」と呼ぶのは控えておこう。

ギデオンが扱うのはもっぱら古い骨であり、それも古ければ古いほどよい。現在の殺人事件でも身元不明死体などで当然骨の鑑定というのはありえるが、ギデオンはこちらは全くだめである。実際の殺人現場に行けば必ず気分が悪くなるし、血や肉がついた骨は絶対彼の興味の対象にならない。したがって事件は必然的に過去、それも数十年前におきた事件の骨にまつわる謎を解き明かすというスタイルをとることになる。

いってしまえばワンパターンなのだが、ギデオンの教授らしからぬ軽いノリ、どこにでも顔を突っ込むお調子者の性格と、素人探偵であるギデオンをサポートし、よき友人である(これもまたらしからぬ)FBI特別捜査官ジョン・ロウ、そしてギデオンの妻ジュリーの3人が織り成す会話がなんとも言えずほのぼのとした雰囲気を醸し出している。シリーズ物の武器は登場人物の魅力に尽きるが、このシリーズにおいてもこの3人が出てくるだけでいいや、と思わせる魅力を持っている。

このシリーズのもうひとつの特徴は、毎回世界各地の色々な場所が舞台となることが挙げられる。古い骨が発見される場所も色々バラエティに富んでおり、旧家の地下室、ホテルの庭、果ては氷河の中など盛りだくさんである。教授であるオリバーは学会だの講演会だの適当に用事を作って世界中飛び回ればいいが、シアトル勤務の連邦捜査官であるジョンを如何に作品に登場させるかという難問に作者は苦労させられている。読み手としてはプロットやトリックに多少無理があっても気にならないが、今回どうやってジョンが実際に現地までやってくるのかの方が気になり、「うーん、それはちょっと無理があるんじゃないの」とか思ってしまう。でも彼が出てこないと読者としても楽しみ半減なので、もちろん誰も文句は言わない。

この作品はシリーズの3作目であるが、アメリカ探偵作家クラブ賞を受賞し、出世作となったこともあり、日本で最初に紹介された作品である。シリーズの大きな魅力は登場人物であるが、個々の事件は完全に独立しており、どの作品から読んでも面白さを損なうことは無い。北フランスを舞台に第2次世界大戦にまでさかのぼる本作品は文句無く面白く、ここから読み始めるのもよいが、ひとつだけ大きな問題がある。ジュリーがほとんど登場しないのである。ギデオンとジュリーは2作目で初めて出会い結ばれるのだが、3作目である本作品ではこの3人が顔をそろえるという定番がまだ確立していなかったとも言える。とはいえ、毎晩のように長電話でのろけながら事件について語り合うので、二人の会話は十分堪能することができる。


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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

Mr. & Mrs. スミス
「Mr. & Mrs. スミス」
監督:ダグ・リーマン
ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー
Mr. & Mrs. Smith
Doug Liman

ボーン・アイデンティティー」の監督であるダグ・リーマンのスパイアクションということで一応気にはしていたが、二大スターの競演ということであまり期待しないほうがいいかなあとも思っていたこの映画。

ストーリは公式サイトで軽く紹介されているが、もうほとんどこれがすべてという感じ。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが出るんだぜ、ストーリーなんかどうでもいいじゃん、むしろ無いほうがマシ、か?

とにかく二人は凄腕の殺し屋なのだが、お互いそのことは内緒にして暮らしている。殺し屋の生活とはうって変わった家庭での平凡な日常生活。そら倦怠期にもなるわな、とかいってたある日、二人はたまたま同じターゲットを始末することになり、相手の正体もわからないまま対決する羽目に陥り、結局ターゲットを逃がしてしまう。このままでは失敗者の烙印を押されて将来もままならぬ二人は互いに手がかりを追って近づき、やがて壮大な夫婦喧嘩に突入する。

ブラッド・ピットって、「オーシャンズ11」に代表される、チンピラの優男みたいだが実は頭が切れる、みたいなイメージが強いが、流石に「トゥームレイダー」のアンジェリーナお姉さんと対決するとあっては、ちょいと鍛えとかないとやばいということで、結構アクションシーンに気合が入っている。でもやっぱりアクションではアンジェリーナに一日の長か。なんかこう華やかというか、見てて心地よい。当然二人とも殺し屋なので武器のオンパレード、銃弾の雨嵐。カーチェイスもあってアクション映画としては見所満載である。また芸達者な二人だけあって台詞回しやちょっとしたおとぼけも随所にあってお洒落な仕上がりである。こういうあたりはブラッド・ピットは実にいいねえ。

しかしこの映画、あらゆる意味でこの二人を見るためだけのもの。他の登場人物はほとんどいてもいなくてもいいような役割しかもらえていないし、当然印象にも残らない。ひたすら二人がいちゃいちゃしたり殴りあったり撃ちあったりしているのを見るのだ。でも結局みんなこの二人を見に来るんだろうからそれでいいのだ。名前で人を呼べて、十分満足させるというのが大スターというものであれば、まさにこの映画は二大スター競演によるすばらしい映画といえよう。

二人に襲い掛かる絶体絶命の修羅場。なんとなく「俺たちに明日はない」のボニーとクライドを彷彿とさせる雰囲気で「おー、このまま死んでいくんだなあ」とか思ったけどそんなことはありえないわな。残念。



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