日々彷徨
興味を引かれるものにふらふらと吸い寄せられながらウン十年。 過去と現在に出会った物を記録しようじゃないか。 海外ミステリの話が多くなると思うんだけど予断は許さない。
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キシリトール ライムミント 


キシリトールライムミント



キシリトール・ガム ライムミント ボトル 150g
ロッテ

キシリトール 64.3g/150g (100g あたり 42.9g)
カロリー 307kcal/150g (100g あたり 204.7kcal)

刺激(辛味):中
噛み応え:小
甘さ:中

ライムミントとのことだが、特にライム系の香り、味が強いというわけではない。ハーブ的な軽い刺激とミントの刺激が重なって、すっきりとする後味。シトラスミントのように無茶苦茶甘くもない。

噛み応えが少なく、3つ口に入れてもどんどん小さくなっていくのが残念。でもよく読むと「1回に2粒を5分噛み」と書いてある。そういう仕様なのね。さすが特定保健用食品、摂取の仕方も薬並みに細かく記述されてるってことか。
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キシリッシュ クリスタルミント
キシリッシュ クリスタルミント 大粒タイプ 121g
明治製菓

キシリトール: 49.4g (100gあたり40.8g)
カロリー: 243kcal (100gあたり201kcal)

刺激(辛味):中
噛み応え:大
甘さ:小

ボトルタイプより一回り小さい長方形タイプ。

粒の大きさは最大クラス。私の好みは大きくてしっかりした噛み応えがあるもの。大体2個いっぺんに口に入れるし、フリーゾーンみたいに噛み応えが無いタイプは3個入れてるときもある。その点このキシリッシュは1.5倍の大きさを謳うだけあって量、硬さとも十分の噛み応え。何事も「大きいことはいいこと」なアメリカのガムでもこのタイプでここまで大きいのはあまりお目にかからない。わたし的には1個だとちょっと物足りなく、2個だとちょっと多い。ま、単なるわがままですが。

このクリスタルミントはキシリッシュシリーズの中ではミントが強いタイプに入る。辛さそれほどでもないが適度な清涼感は残る。長持ち感はたいしたことは無く、味はすぐなくなるほうだが清涼感のおかげで噛み続けることは出来る。ミントの薄いものは味がなくなると本当にゴムを噛んでいるようなもので、気分が悪くなってくる。このガムはそういったことは無い。

ケースは捨て紙を透明なカバーで覆った使い捨てにしては凝った仕組み。これだったらシャンプーのように詰め替え用と称して、ガムと捨て紙だけが入ったものを売っても良いのではと思う。捨て紙は付箋紙としても使えるので、机の上においておくと便利かも。

大粒だからか白色だからか、ガムの表面がこすれて灰色っぽい色が出てきている。どこのガムも大なり小なり表面がはがれるので、別に問題はないがボトルの中だと黒っぽく見えてちょっと目立つ。


ヨドバシカメラ秋葉原店
先日開店した秋葉原のヨドバシカメラにちょこっと行ってきた。東洋最大級とかのうたい文句どおり、確かにでかい。ただ、私は大阪駅前のヨドバシカメラのこれまた広いフロアを体験していたので、それほど驚くほどのこともなかった。もちろん大阪よりはるかにでかいんだけど、まあ似たような感じで、それよりもどこに何があるのかわからないというデメリットのほうを強く感じてしまった。

やはりヨドバシといえば新宿西口本店に限るねえ。あの増築旅館のごとき複雑怪奇な構造も、目当てのものにたどり着くのにはそれほど苦にならない。いろいろなものを買うためにうろうろするには効率悪いが、それもまた楽し。

それよりも何よりもびっくりしたのが、開店から4日間の来客数が100万人以上というべらぼうな数字。なんとなくふーん、すごいね、と聞き流してしまいそうな数字だが、これも昨日最終日を迎えた愛知万博の最終日入場者が約24万人。ということはいくら広いとはいえ街中にある一つのビルにあの広大な万博会場にうじゃうじゃいた人よりもさらに多くの人がいたってことか。もちろん、滞在時間とかぜんぜん違うので単純比較は出来ないが、その集客力というか集中力というかすざましいものだ。

で、単にでかくて、品揃えよりも同じものを大量に置いてある物量がとりえって感じしかしなかったのだが、唯一面白かったのがAV売り場。ここはテレビやDVDといった商品別の展示ではなく、シャープ、パナソニック、ソニーといったメーカー別の展示コーナーになっている。ほとんど家電関係のショーのブース。

で、何が面白いかというと、メーカーによってコーナーの出来がぜんぜん違う。主役はプラズマ、液晶等のフラットパネルテレビ。そこにDVDとかHDDレコーダーとかが絡むが、やはり展示としての存在感はテレビが主役。当然テレビのラインアップの品揃えが鍵になるので大手有利なのだが、その中でも見せ方や流しているコンテンツでかなり差が付いている。

やはり一番目立っているのは液晶ナンバーワンのシャープ。話題の65型を筆頭に大型、中型がこれでもかと並ぶ。しかも圧倒的にきれい。これはもちろんパネルがきれいというのもあるのだろうが、コンテンツが良い。パナソニックも65型クラスを筆頭に大型をいくつも置いているのだが、そこではデジタル放送をそのまま流していたり、映画DVDの予告編を流していたり。それがまた色調が暗くてぱっとしない。家庭で映画を大迫力で見えますよ、という現実感のある設定なのだろうが、色彩に乏しい。その点シャープは環境ビデオのような内容のないものだが、ひたすら原色のオンパレード、液晶の弱点である動きの遅さを気づかせないゆったりとしたカメラワークで圧倒的な色と光の物量作戦。

今やってるテレビ、特に野球とかを流して客を集めるのは従来の電気屋の常套パターンだが、シャープのコーナーではテレビ放送を映しているのはほんの少数、しかも奥の方である。それでもコーナーにいる客の数は圧倒的である。中央エスカレーターを上がった正面に65型を置くと言う立地のよさもあるが、とにかくエスカレーターを降りても動けない、ちょっと危険なくらいに人がたまっている。

要するにシャープはここが単なる電器屋ではなくむしろショールーム、展示会だということをしっかり理解しているのである。その他のメーカーは、もちろん色々な演出はしているのだが、どうしても電器屋の延長線にしかなっていない。

まあ、この状況は他のメーカーの人も十分わかっているだろうから、今後に期待である。これだけでかい店なのだから、ヨドバシも電器屋らしからぬコーナーとして維持していってもらいたいものである。これはヨドバシにもとっても大事なことだと思う。
航空機のトラブル
昨日は航空機パニック物小説を取り上げて、最近は飛行機に乗ってもいろいろ心配することがたくさんあって大変という話を書いたが、やはり事故が一番怖い。しかも、飛ぶには支障がないが、車輪のトラブルで着陸できない、まさしく「着陸不能」状態で飛びつづけるとしたら。

今日米国で起こった車輪トラブル事故。これはまさしくそんな事故で、離陸直後に前輪が横を向いてしまい、まともに着陸できなくなってしまった。着陸失敗に備えて3時間かけて燃料を減らして緊急着陸。

いつも飛行機乗るたびに車輪が出てこなくなったらどうするんだろうと思ってしまう。そういう状況はあってもおかしくないと思うのだが。まさにそんな状況で3時間もぐるぐる飛んでたんだから乗客は生きた心地しなかったであろう。

ニュースで見たのだが、この模様は飛行機が飛んでいる間から生中継されており、着陸の瞬間も当然生中継されていたとのこと。驚くべきは、その模様は衛星放送されていたため、機内でもまさに自分たちの飛行機がどうなるかをテレビで見ていた人もいるという。昨日飛行機は空気も通さない密室であると書いたが、衛星テレビと携帯電話の出現で情報的には密室どころか壁もなくなってきているのは皮肉な話で、この手の物語のプロットにも影響を与えている。「着陸拒否」でもコックピットの通信装置以外に衛星電話,衛星ラジオ等が登場しており、どんどん情報が壁を越えて染み込んでいく様子が描かれていた。

さて、SOUTHWESTと共に規制緩和の数少ない成功組であるjetBlue。今回の事故で整備不良を批判されて評判をさげるか、パイロットの見事な操縦術(着陸時に故障した前輪に力がかからないよう、後輪だけ接地させた状態でかなりの距離を走らせていた)で評判をあげるか、みものである。



着陸拒否(J・J・ナンス)


オンライン書店ビーケーワン:着陸拒否


着陸拒否

J・J・ナンス
飯島宏(訳)
新潮文庫
PANDORA'S CLOCK
John J. Nance

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航空パニック物

飛行機という密室の中に強力な伝染力と致死率を持つウイルスに感染した患者がいたらどうなるのか。しかもそのニュースが飛行機よりも早く世界中をかけ巡り、憶測が憶測を呼んでいく。この状況で当該の飛行機に着陸許可を出す空港は皆無である。本国の政府からも見捨てられるどころか厄介者扱いされ、挙句に抹殺の計画が進み始める。飛行機のクルーと乗客は世界中を敵に回して孤立無援の状況で生き残る道を模索する。

飛行機は文字通り密室である。ミステリに密室はつき物であるが、飛行機の場合犯人はおろか、空気の出入りすらままならない。つまりひとたび空気感染性のあるウイルス患者がいた場合、乗客乗員全員が感染の危機にさらされる。巨大なウイルスの培養容器と化した飛行機は乗り合わせた人にとっても、いつ空から降りてくるかわからないのを見上げる人にとってもまさに悪夢である。このあたりのヒステリックな対応が物語の異常な状況を真実味を失うことなく作り上げることに成功している。

飛行機業界物というジャンルはT・ブロックの「超音速漂流」があまりにも有名で、これでもかというサスペンス、すなわち乗客に対する危機の連続と業界専門知識満載で、あっという間にこの作品を頂点とする航空パニック物というピラミッドを世間に知らしめることになった。本作品もこのピラミッドの正統を継ぐものであり、いくつかのシチュエーションにおいては「超音速漂流」とモチーフを同じにする。昔懐かしい航空パニック物映画でよく見る光景として、「超音速漂流」でもそうであったが、正規のパイロットが操縦不能状態となりまったくの素人、あるいは「軽飛行機のライセンスが役に立つとは思いませんが」レベルの乗客が巨大機をいきなり操縦してしまう、というものがあるが、本作では一貫して機長が飛行機を操り、物語の軸の一極を担っている。

この機長、出だしではなんとも頼りないというか情けない。健康診断の結果でおろおろし、嫌味な副機長のあら捜しにいらいらしている。定石通り死んでしまうか逃げ出してしまって誰かがヒーロー(往々にあることだが、あるいはヒロイン)になるんだろうと思ったくらい。このやれやれ機長も各国の思惑に翻弄され、ついには自分で道を切り開かないとこのまま海の藻屑と消えると開き直ってから俄然冒険小説としてのテンションがあがる。おじさんの成長物語ということが。当然そこには恋というファクタもあるのだが。

T・ブロックの精緻かつ遠慮の無い冷徹な記述と比較すると描写はソフトであり、多少全体のトーンは甘くなっているが、冒険活劇としてとても読みやすい。飛行機の外では様々な思惑と陰謀が渦巻いて、というあたりは抜かりが無く、あまりにもエピソードを詰め込みすぎるということも無く、軸を絞ってじっくり丁寧に、しかしスピード感を持って描写されており、違和感の無いストーリ展開となっている。追い回され、虐げられた機長が反撃に転じるという対決の構図も物語を盛り上げている。映画化に向いていると思うのだが。ただ、機長にスポットが当たっている分、直接の恐怖にさらされているはずの乗客がおざなりにされており、物語にもあまり絡んでこないのが少し残念である。この状況で如何に乗客を制御するか、あるいは制御に失敗して如何に状況が悪化するか、といったあたりがもう少し大きな要素として描かれていれば飛行機に持ち込む本として一層価値あるものとなるのだが。

昔から飛行機は落ちるから怖い、乗らない、という人は結構多かった。技術の進歩とともに落ちる危険性は減ったのかもしれないが、一方でテロ、ハイジャック、整備不良、スタッフの資質等気にしなければならないことは増えるばかりである。そしてウイルス。近年のSARS騒動を挙げるまでも無く、すでに現在の状況はこの物語がいつ起こっても不思議が無いものといえよう。

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リカルデント シトラスミント


リカルデントシトラスミント前
リカルデントシトラスミント後



リカルデント シトラスミント ボトル 160g
キャドバリー・ジャパン

キシリトール:34.9g (100gあたり21.8g)
カロリー:258.9kcal
刺激(辛味):中
噛み応え:中
甘さ:中

辛さと甘さのちょうど良いバランス。辛いミント系ばかりで飽きたときには程よい香りと甘さで変化を出せる。かといって甘すぎず、適度な刺激もあってお気に入り。


フリーゾーンプラス レモン
フリーゾーンプラス レモン ボトル 150g
ロッテ

キシリトール:38.6g (100gあたり25.7g)
カロリー:279kcal
刺激(辛味):弱
噛み応え:小
甘さ:大

私の知る限り、一番甘く、お菓子っぽいガム。子供のころかんでいたガムを思い出す。噛み応えもふにゃふにゃで、すぐに味がなくなりコストパフォーマンスが悪い。Clorets オリジナルミントとほぼ対極にある。辛いのが苦手の人には良いかも。
Clorets XP オリジナルミント


クロレッツXPオリジナルミント(角)前
クロレッツXPオリジナルミント(角)前




Clorets XP オリジナルミント ボトルL 160g
キャドバリージャパン

キシリトール:35.5g/160g (100gあたり22.2g)
カロリー268.0kcal
刺激(辛味):強
噛み応え:大
甘さ:小

甘くないし、眠気覚ましには良い。味も長持ちするし。刺激は強いほうで、人によってはちと辛いかも。キャドバリーのボトルガムは捨て紙の格納もスマート。他社のほとんどの製品はポストイットみたいなのがボトルの中に放り込んであるだけだが、クロレッツ、リカルデントはサイドの包装紙を破ると日めくりカレンダーのような捨て紙が出現する。

ボトルガム選手権
いつのころからか、職場でガムをかむようになった。昼食後に歯磨き代わりのおまじないにキシリトールでも摂取するかということではじめたが、だんだんと眠気覚ましの意味合いが強くなってきた。ボトルガムはコストパフォーマンス良いのだが、はずれを引いてしまうとかなり長期間後悔するので、備忘録として記録をとっておこう。

私の机には大体3種類くらいのボトルガムが置いてあって、気分によってかみ分けている(なんか犬の生活みたいな文になってきた)。とりあえず今手元にあるガムについて次の記事で。
くらしっくですか
今日は水曜日、水曜日といえばいつになっても「水曜どうでしょう」。われらが千葉テレビでも永らく「どうでしょうリターンズ」をやってましたが、最近はちょっと見てなかった。

今日何気なくチャンネル回すとやってたわけですが、大泉君なんか若いぞ。何、闘痔の旅?そう、いつの間にか一巡して「クラシック」になってたのか。また見なくては。しかし若いねえ、ホント。

しかし24時半からはクワトロ大尉ですか。やるな、千葉テレビ。
ウオッチャーズ(ディーン・R・クーンツ)


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ウオッチャーズ


ディーン・R・クーンツ
松本剛史(訳)
文春文庫

WATCHERS
Dean R. Koontz

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スリラー、動物、犬

 人間並みの知能を持った犬と一度は世間に背を向けた男との魂のふれあい
 そして男は閉ざされた心を持つ女と知り合い、いつしか恋に落ちる
 しかし、そこに迫り来る冷酷無比な暗殺者の影
 そして想像を絶する怒りと怨念を力に変えて主人公達を追い詰める謎の怪物

こんな風にまとめてしまうと、なんとも安っぽい映画の台本にしか見えないが、作者のクーンツは巧みな人物描写とエピソードの連続技で、読者に考える暇を与えず次のページへと急がせる。やはり”スーパードッグ”アインシュタインの人格というかキャラクターの描き方が非常にうまい。ユーモラスさとシニカルを備えて、十分主人公を務める事ができるキャラクターを惜しげもなく犬に与えてしまうのが作者の偉いところだ。それこそが成功の鍵となっているのだが。そして対決の構図。似たような境遇で正反対の性格を植えつけられたアインシュタインと謎の怪物。そしてこれまた似たような境遇、経験を有するが、魂を救済された主人公と救いようの無い魂を持つ暗殺者。この二つの構図を幹にさまざまな登場人物、事件が次々と出現する。

で、私にとって稀代の名作だろうか。確かに面白い。どんどんと読み進めることができて上下2冊の分量も気にならない。印象的なシーンも満載である。しかし、どうも全編を流れる甘さとお涙頂戴的な雰囲気が鼻をついて、感情移入しにくい。あまりクローズアップされていないが、「謎の怪物」なるものがただの殺人機械ではなく、犬同様、その指向性はともかく、心を持った存在だということがクライマックスへ向けた一つのテーマとなっており、物語に厚みを与えてはいる。しかし一方で怪物と主人公の関係が、猟奇連続殺人物における自らを止められない犯人と、犯人を追い詰めるためにその心を覗こうとするあまり、犯人を理解してしまう刑事の構図を連想させ、なんとなく展開を予想してしまう。このテーマにしてもあまりフォーカスがあたっているわけではないので、中途半端な描写にとどまっており、怪物の位置付けをどう捉えるか戸惑ってしまう。

クーンツのヒット作である「ストレンジャーズ」でも感じたのだが、ラストに提示される未来像は一見ロマンチックなバラ色のもののように見えるが、実際には「おいおい、こんなことになって世界はこれからどうなってしまうんよ」と感じてしまう。

今回この文を書くにあたって Amazon を検索していたら、「ウォッチャーズ 第3生命体」というタイトルで映画化されていることを知った。どうもクーンツ先生もびっくりの怪作らしいので、怖いもの見たさで一度見てみたいものだ。

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岡田眞澄氏復帰
食道がんで休養中だった岡田眞澄氏がミス・インターナショナルの記者会見で復帰とのこと。おめでとうございます。

岡田眞澄氏といえば「トリック」で仲間由紀恵氏の父親役を演じている。とっくに死んでしまった役なのだが、パート1のときはほぼ毎週出番があった。次回作でもぜひ新しいシーンを入れて欲しいね。それより前に「サルヂエ」か、、、

それより、岡田眞澄氏とミス・インターナショナル、あうねえ。この人しかいないって感じ。でもちょっと痩せたかな。

古書店
やっとこさ本の話を書いた。どうしても長くなってしまうな。思い入れの強いシリーズだからついつい色々書いてしまう。好きな本のことを短く的確に説得力を持って書く。いつかそんな風になりたいものだ。

この本で描かれている古書の世界というのはこれからどうなってしまうのだろう。私もいつもお世話になっているので大きなことは言えないが、Book Off の買取ポリシーは「きれいかどうか」。本の中身や希少価値はまったく考慮されない。もちろん色々なことを考えた上で編み出されたビジネスモデルで善し悪しを論じる気は無いが、少し寂しい気がする。

まあ、クリスがいるような書店はまったく別の世界として残っていくのでしょうね。ひょっとしたら Book Off にもクリスのような古書店主がぶらりと現れて数万円で売れる本を100円で買って帰ってるかもね。「実をいうと、私はそんな書店が好きだ。」

さてと、また Book Off 行って次のネタ仕入れてくるかな。

失われし書庫(ジョン・ダニング)


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失われし書庫

ジョン・ダニング
宮脇孝雄(訳)
ハヤカワ文庫
THE BOOKMAN'S PROMISE
John Dunning (2004)

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探偵、業界物

元刑事にして現在は古書店の店主であるクリフ・ジェーンウエイが、稀覯本にまつわる事件に捲き込まれるシリーズの第3作。

刑事、探偵が出てくるミステリでも特定の業界、あるいは専門知識に的を絞ったいわゆる業界物とでもいうべきものは結構多い。どんな業界を選ぶかである程度作品の読者に対する訴求力が決まってくるので、ここが運命の分かれ道かもしれない。ディック・フランシスの競馬業界は有名。アーロン・エルキンズのスケルトン探偵は骨業界、パトリシア・コーンウェルのスカーペッタは死体解剖業界ってところか。この手の本は本筋のストーリもさることながら、業界の内幕、専門知識に対する適度な「へー」度が大きな魅力である。骨業界なんてのはあまりにマニアックで、ともすれば受け入れられ難い物になってしまうが、そのあたりはうまく相方を配するなど読みやすくする工夫をしている。解剖物といえば「きらきらひかる」というドラマがあったが、難しい業界をうまくさばいた佳作だと思う。

古書業界というなじみがあるようで奥の深い世界を舞台にしているこのシリーズ、裏表紙の説明文にはいみじくも「本好き垂涎の古書薀蓄ミステリ」とあるが、確かに少なからず興味のあるところをついている。本作は3作目ということもあって多少薀蓄攻撃は弱まっているが、それでも古書仕入れの指南をするあたりは非常に興味深い。ちなみに作者は実際に古書店の経営者であったから、まさに実体験ということであろう。

さて、長々と業界薀蓄系のことを書いたが、この作品にとっては道具立てに過ぎず、大胆な構成と魅力ある登場人物の生き様が重厚な味を出している。このシリーズでは稀覯本がある意味主人公であるが、今回は稀覯本そのものよりもその作者が大きな位置を占めている。ダニングは巧みな構成で死後100年以上たつ作者を蘇らせ、すべての登場人物を翻弄させていく。

クリフは「たまたま手に入った大金」で英国の探検家であるリチャード・バートンの稀覯本を3万ドルで入手する。高額での落札者としてちょっとした有名人になってしまったクリフのもとに一人の老婆が現れこう告げる。「その本は私の家の書庫から盗まれたものです。」

老婆の祖父はバートンと個人的親交があり、バートン本人から自筆のメッセージが書かれた本を何冊も送られていたという。しかも今もって謎に包まれているバートンのアメリカでの活動を明らかにするバートン自身による日誌も含まれているのだと。しかし、それらの書庫は祖父が死んだときにとある書店により二束三文で買い取られてしまったのだ。彼女は唯一手元に残ったバートンの本をクリフに見せる。そこにあるバートンからのメッセージはクリフの手に入れた本に記されているものと同じであった。

クリフにしてみれば法律的には何の落ち度も無いわけであるが、老婆の魂に共感した彼は数十年前の調査をすることを約束する。ひとときの安らぎを得た老婆は永久の休息につくが、新たなる殺人が起こり、クリフはバートンの幻影を求めて彼の足跡をたどる旅に出ることになる。現在の殺人、数十年前の詐取事件、そして百数十年前、バートンの空白の三ヶ月という3つの謎を解くために。

この作品で最も印象深いのはリチャード・バートンという稀代の冒険家である。物語の中盤で作者により再び生を与えられて蘇ったバートンは実に豪放磊落、魅力的な人物である。物語の冒頭でも出てくるが、リチャード・バートンといえば同姓同名の映画俳優の方が有名で、実際にどういう人であったかというのをすぐに言える人は稀であろう。「千夜一夜物語」、「カーマスートラ」を西洋に紹介した人物、とまとめられると俗っぽいおじさんを思い浮かべてしまうが、生前の彼に対する評価はその程度のものであり、あまり認められていなかったようだ。実際には世界中を旅して回り、そこの人々の暮らし、文化、宗教を深く調べる、今で言う民俗学者のフィールドワークとでもいえる活動をしていた冒険家であった。今回この文を書くに当たって少しインターネットで調べてみたが、実にユニークな人物であったらしい。この作品でのバートンは好人物であるが実際にはもっとあくが強いのかもしれない。

もちろんバートン以外の登場人物もみな印象深い人ばかりである。特に老婆をはじめとする高潔な魂を持った人々。そして詐取に関わったと思われる書店の主人やその用心棒など貧しい魂の人々。クリスはそのどちらに属する男なのか自らを決めかねているようなところがあるが、その彼だからこそ貧しい魂を持つ人の嘘で固めた人生にふと垣間見せる真実の姿を見出し、謎を解いていく。そして、、、

基本的にはシリーズの各作品は独立したストーリで、登場人物もクリフ以外は常連キャラもいないので、この作品から読んでも十分に楽しめる。もしもこの本を読んで気に入ったならシリーズ前作になる「死の蔵書」、「幻の特装本」を読んでクリフのこれまでの彷徨をたどるのもよいだろう。

もうひとつ、バートンがアメリカを旅していたのは南北戦争の前夜、まさに一発即発の南部である。こういった時代背景に対する知識、アメリカ人であれば当然持っている常識というものを持っていないのは、少々残念である。南北戦争といえばジェネラル・リーとゲティスバークくらいしか知らないのだが、物語で出てくる戦争の発端のエピソードなど、秀吉の墨俣一夜城の如く誰でも知っている話なのであろうか。

こうやっていろいろ知らなかった世界を見せてくれるのが海外小説のよいところである。今度バートンの評伝でも読んでみよう。いや、まあ、千夜一夜物語くらいから始めるかな。え、カーマスートラ、、、うーん。

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本の話をかかないとね
さてと、本のことを書きとめておきたいと思ってはじめた Web Log だが、初日からテレビとビデオの話でお茶を濁してしまった。

ま、気楽にやればいいのだが、本の話を書くのは難しいね。今まで読んで印象に残った本のことを書いていくだけと思ってたけど、いざ書こうと思うと間違ったことかいちゃいかんと本を引っ張り出してあちこちめくっているうちについつい読み返してしまう。まさに引越しのアルバム状態ね。

とにかく読んだらすぐ書けということなんでしょうね。でもちょっと時間をあけて心を落ち着けてから書かないと、興奮に任せてひとりよがりになってしまうので、難しいところ。やっぱり冷静に書かなきゃね。ということでじっくり読み返しモードに入ってしまったので、本の話は今日も無理。

「トリック」もいかんねえ、実にいかん。強烈に佐野史郎氏を見たくなってきた。

トリック再び
先週の土曜日、例によって子供たちが「女王の教室」を見ていた。二人とも小学生なのだが、かなりはまってる。怖いもの見たさなのか、同じ小学生が主人公(?)だからか、毎週欠かさず見てる。

一部大人社会でも話題になっているようだが、出てくる人たちがみんなステレオタイプで、結局いい人だったりするので、ひねくれたおじさんとしてはちょっと苦手。これで主人公の教師も実はいい人で、子供たちを追い込んで自分で考えて動くよう成長させたのでした、なんていうんじゃないでしょうね。とか思ってたら予告編で「実は先生っていい人なんじゃないですか」とか言ってるし。おいおい、大丈夫か。

なんてことが書きたかったのではなく、父兄役(祖父?祖母?)でミラクル三井氏が出ているではないですか。ミラクル三井とは古の名作ドラマ「トリック」で出てくる怪しい奇術師の役名であるが、一度見たら忘れられない顔、立居振舞い、しゃべり方、いずれをとっても印象的なおかまキャラ(失礼)です。

失礼ながら役者の方を存じてなかったので調べてみたところ、篠井英介氏とおっしゃる方で、日本舞踊の名取にして女形とのこと。なるほど。

ということで、久々に「トリック」のDVDを引っ張り出して再見。やはり第1編の菅井きん氏から見なければ、とか、第3編、佐伯日菜子氏の猫顔を拝みたい、とかいう破滅的な欲求を抑えて、第2編・ミラクル三井編だけを完見。

このドラマについては各方面で語り尽くされているので、いまさら説明するまでも無いですが、何回見ても面白い。年末から来年にかけてスペシャルと映画で復活するらしいですが、映画「SHINOBI」公開、次回大河ドラマ、5代目お姉さん等々話題に事欠かず、すっかり大女優のポジションに位置づけられる仲間由紀恵氏が、あの抜け作キャラをどこまで再現してくれるのか楽しみ。阿部寛氏も「ドラゴン桜」好調のようだし。見てないんだけど、、、

あまり大作めいた作りじゃなくて、すかっと(スカッとさわやか、の「すか」ではなく、空振りのほうの「すか」ね)抜けた物になればいいなあと切に願う。

で、しばらくトリック見続けることになりそうです。パート1、パート2、パート3、映画。先は長いです、、、



 
とりあえず
ここが最初のページ(?)なわけだが、始まるに当たって何か所感を書くものなのであろうか。

そんな気は無いのだが、唐突に始まるのもナニだし、あとで何かもっともらしいこと書きたくなったときのために用地だけ確保しておこう。
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